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B型肝炎の危険性

知らず知らずに感染者がふえます

B型肝炎ウィルス(HBV)によって引き起こされる肝炎は急性肝炎として発症するケースがありますが、長い目で見た場合そのほうが不幸中の幸いかもしれません。
一度罹患して治ってしまえば抗体ができ、再び発症することはありません。
多くの人は感染しても自覚症状がなく水面下で病状は悪化していきます。

そして発病すると劇症化し、肝硬変、肝臓がん、肝細胞壊死による意識障害など重篤な事態をまねいてしまいます。
たとえ肝臓がんなどといった直接生命にかかわる病状に進展しなくても、肝硬変になると生命保険加入の審査がとてもきびしくなるなど、人生設計に大きな支障をきたします。
そして厄介なことには、自覚症状がない期間が長いのに感染力は強く、オーラルセックスでも感染の危険性は高くなります。
つまりキャリアとして知らず知らずのうちに感染者を増殖させている可能性があるのです。

予防ワクチンがある

自分はHBVキャリアかどうか、まずは診断。
血液検査による診断でほとんどの病院で受けることが可能です。
キャリアでないことが判明したら、予防ワクチンがあるのでそれを摂取することをおすすめします。
ウィルスの毒性をなくし、免疫をつけるのに必要な成分を取り出した不活性ワクチン
ですので安心ですが、十分な効果を期待するためには一定の期間で数回の接種が必要となります。

ただ、不特定多数の客と濃密な接触がある職業である以上、感染リスクは伴います。性的サービスの種類によっては客にコンドームの着用を義務付けるなど、規定という形でお店に客を選んでもらうしかありません。
自分の身体と健康を防衛するためコンプライアンスの意識の高いお店を選ぶことが大切です。


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